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Market report · Sep 24, 2020

マレーシアの食文化 日本産食品の売れ筋を紹介

分野: 貿易|食品輸出

日本からマレーシアに食品を輸出して、マレーシアで人気となっている日本の食品の特徴をご紹介します。マレーシアで売れ筋になる食品の傾向が分かります。バイヤーからのアドバイスもご紹介。

マレーシアでは売れ筋の日本の食品とは?

マレーシアの食文化 売れ筋の特徴

マレーシアの日本食レストランやスーパーマーケットなどでは日本産の食品が多く流通しています。

日本の味そのものが売れていることもありますし、マレーシア流にアレンジされて売れていることもあります。この記事を読むと、マレーシアへの輸出をする際に必須な、マレーシアでの人気の傾向が分かります。売れ筋となっている日本の食品の特徴をお伝えいたします。

マレーシアへ輸出を考える場合、規制など手続きを学ぶ他に、最終的に購入してもらうバイヤーを見つけることも重要なポイントです。バイヤーはどんな食品なら市場で売れるかを分かっているからです。

マレーシアのバイヤーがどんな商品なら日本から輸入してまで買いたいと思うのか、実際に日本食の居酒屋での写真やローカルのバイヤーへのインタビューも交えてご紹介します。

マレーシアの食文化の特徴① 辛い

出典:Shakariki432 Malaysiaのメニューより

マレーシアの人は、日本人よりも辛い物を常に好んで食べる傾向があります。レストランでも朝からナシレマやロティチャナイといったスパイスの効いたものを食べている人でにぎわっています。

日本の居酒屋もマレーシアには出店していますが、写真のメニューのように唐揚げやおでんもマレーシア人にむけてspicyなメニューにアレンジされています。

コンビニエンスストアのファミリーマートでは、スパイシーなトムヤムおでんが店内で売られています。イートインコーナーではスパイシーおでんを食べるマレーシア人の姿も見られます。

日本産や韓国産のラーメンもマレーシアのスーパーマーケットには並んでいます。辛さを好むマレーシアの食生活には、日本産の食品そのものよりも、辛くアレンジされたもの両方が人気と言えるでしょう。

マレーシアの食文化の特徴② 甘い

スーパーマーケットでも日本産のお菓子が流通しています。甘いものが人気なマレーシア人ですが、糖尿病が国民の健康問題になるほどです。辛い食事をしながら、傍らで甘いミルクティーを飲んでいる人も多く見かけます。

また、マレーシアで飲み物をオーダーするとそのままでは砂糖が入っていることが多いです。スーパーのコーヒー売り場では3in1という砂糖とミルクがセットで入ったパッケージが店内に陳列されています。日本のように砂糖なしで飲むには、わざわざ砂糖抜きでと伝えるか、日本製のペットボトルの緑茶などをコンビニエンスストアで買う必要があります。

甘いものが生活に浸透している文化と言えます。

マレーシアの食文化の特徴③ カラフル

見た目が華やかでカラフルであることも、売れ筋の特徴です。マレーシアではSNSを楽しむ世代も多く、いわゆる「インスタ映え」することも大切と考えられています。

スーパーマーケットの食品売り場にも、飲み物やアイスクリームなど色とりどりの商品が並んでいます。

日本の商品カルピスも、このように色々な味のバリエーションでカラフルに陳列されています。

マレーシアの食文化の特徴④パッケージが透明

食品の中身が一目で何が入っているか分かりやすくすることも、マレーシアで売れるためには重要となります。 写真はスーパーで売られている寿司ですが、一目で中身の具材が分かるパッケージとなっています。 多民族で文化が混ざりあっているマレーシアですが、新しいものにも積極的にトライする際には中身の分かりやすさがトライするハードルを下げると言えるでしょう。

バイヤーインタビュー:これからのマレーシア輸出で期待されること

マレーシアでバイヤー(食品卸業)を行っているSENRI Malaysia Sdn Bhd の代表Catherineさんに、これからのマレーシアでの食品市場についてインタビューしました。

今後マレーシアでどんな日本食が売れると思いますか?

日本のコンビニにあって、マレーシアでまだ売られていないものは売れると思います。 調理をしなくて、すぐに開封して食べられるもの。またはレトルトやお湯を入れるだけなど簡単な調理で食べられるものですね。

日本のコンビニは最近本当に進化していますよね。例えばサラダチキン、煮魚のレトルトなど加工食品もあります。マレーシアのコンビニではまだ見たことないですが、いかがでしょう?

売れると思います。ただ、どうやって食べるかをマレーシアの人に分かるように教育することが大切。例えば分かりやすく説明書きを沿えるなどの対応は必要でしょうね。

今後日本産食品へ期待することは?

そのお店がどういうものを求めているか、ニーズと合うかは大切です。

オーストラリアから輸入しているオイスターバーに、日本産の牡蠣を提案した業者がいたようですが、そこでは日本産の大きくて価格も高めのものではなく、小さなサイズを大量に求めていたのでニーズが合いませんでした。日本で売れているものとマレーシアで売れているものは、このように異なる事があります。

この記事が、これからマレーシアへ食品を輸出しようとする方の参考になれば幸いです。 本記事は日本からの食品輸出をサポートする、ASIA INFONET (M) SDN BHDの協力を得て作成しています。

主な業務内容

  • 日系食品企業のマレーシアへの輸出コンサルティング、マーケティング・営業活動のサポート

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